森井のコラム

2013年9月1日

おめでとう東京 ガンバル日本

皆様、東京の2020年のオリンピック開催地決定、おめでとう御座います。

普段の日曜と違い、早朝からしっかり目覚めてテレビの前にスタンバイした昨日、久々に心底喜ばしいニュースに興奮して家じゅう朝から大騒ぎでした。

思えば、幼少時代に必死でテレビにかじり付いて見ていた東京オリンピック。

丁度、高度成長の起爆剤となるインフラの整備が此れを又とないチャンスとして、日本経済は怒涛の如く拡大軌道に突入しました。

戦後復興で何とか生計を繋いでいた国民に、大いなるロマンと夢を与えられた日本の歴史上輝かしい幕開けでした。

人々はロマンが与えられこれに賛同するウネリが有ると、止め処無いエネルギーが湧き出します。

このウネリを連鎖させる優れたプランニングにより、より一層その効果は拡大し連続します。

これまでの日本はバブル崩壊以降、失われた20年などと言われ、意気消沈した雰囲気に包まれてまいりました。

しかし、日本人は円高をも体験したこの間に、圧倒的な産業構造の筋肉化が進み、この事が強固な礎となりました。

これによって最近の円安 (為替の適正化とも言える)では、圧倒的な業績回復が実現し、国内産業の空洞化と言われた流れに大きな転機となって参りました。

前回の東京オリンピックの高揚感と日本経済への衝撃の再来は、日本の新たなる旅立ちとなり此れからの将来を左右する最も重要なイベントであり、この又と無いチャンスをどう生かすかで日本の将来はお大きく異なります。

又、G20とも言われるようになった世界の先進国化による熟成社会の拡大によって、工業化での成長に限界が見え隠れしてきました。

熟成社会における大きな市場変化では観光産業の成長が大きな切り札となることがあげられ、富士山の世界遺産指定のような外国人環境客の増大と、国内観光客の高度化を促すような施策も、これからの日本社会の熟成には重要なファクターとなります。

今まで捉えられてきた、単なる利便性向上のインフラ整備にとどまらず、その範囲の拡大による文化活動をサポートし得る上質なインフラの整備拡大を伴う「日本文化の成長促進」と「進化の継続」を策することこそ、「國家百年の計」となるように思えます。



何れにせよ、オリンピック招致における市場へのインパクトは大きく、近年におけるオリンピック招致国家の傾向から市場活性による景気向上は約三年続くと考えられます。

その後の景気継続が実現できる施策を構築できるかが、日本人の知性への挑戦と捉えられることが日本人としての自覚として求められます。

我々も、この大いなるチャンスにおいて文化創造と国益の最大化実現を目指して頑張る所存です。